コネクト株式会社

10周年 特別座談会

世界にコネクトする。

百瀬:
コネクト創立10周年。いつも、ありがとうございます。
山田:
僕は、本当にあっという間という感覚です。
小川:
いろんなことがありました。
百瀬:
今回10周年を記念して、ドバイに行きましたね。元スペイン代表でレアル・マドリードのレジェンドとして知られる、ミチェル・サルガドのキッズサッカークラブ設立のスポンサーになるという契約を交わしに。ここから5年間です。ミチェルは古くからの知り合いなんですが、とにかく毎回会うたびにそのサービス精神や、熱量に感動します。
山田:
サルガドさんの「なぜやるのか」を徹底的に語る姿が印象的でした。自分のサッカー人生を上回る少年たちがまだまだ生まれるはずだし、それを間近でみながら自分の経験をすべて注ぎ込みたいという思いに圧倒されました。我々も、日本だけの法人ではなく、せっかくこういう素晴らしい機会をいただいたのだから、どんどん世界に視座を広げて前進していきたいなと強く思いました。
小川:
我々は今、エンジニアのアカデミーをやろうと考えていますが、その未来像を間近にみることができました。エンジニアは「最初からそんな感じの人」がなるものという雰囲気がありますが、どんな人にでも”最初”があります。だからこそ、どのような人でも着実にステップアップできるアカデミーを作るというのは、社会的な意義も大きく、魅力的な取り組みだと思っています。しかし、技術を習得するとか、キャリアのためという側面だけではなく、本当に社会に貢献できる存在を生み出すためにどうすべきかは重要かつ難題です。サルガドさんのアカデミーを見ていて、そこにひとつの答えをいただけたように感じました。参考にできるところだらけで得たものはとても大きかったです。

もっともっとできることがある。

百瀬:
我々にはもっともっとできることがある、ということだと思います。コネクトのメインとなっている4つの事業に関しては、稼ぎ頭であるIT事業の存在感が大きいように思われてますが、すべてはつながっています。たとえば、トップアスリートのマネジメント事業に関しては、スポーツという領域で人間の限界を極めていくために多様な人材や技術を組み込んでいく感覚を目の当たりにできるため、ビジネスチームの考え方にも応用できます。整体院事業に関しては、アスリートはもちろん、さまざまな人々の体を整え休息と進化を支えます。当然、エンジニアも、我々経営も、広報も、すべてのプロフェッショナルは同じなのであり、それらを同時に体現するために各事業に取り組んでいるのです。
山田:
我々のそうした理念に基づいた経営行動は創業当時から一貫していますし、抜群の営業効果にもなっています。たとえば、某サッカークラブのオーナーは巨大なIT企業のオーナーでもあり、弊社にとってもあらゆる面で重要なクライアントでもあります。つまり、ビジネスはひとつの側面だけで案件になっているのではなく、広範囲な人の営みそのものであり、それらは常にどこでどのようにつながっているのか想像もできないことがあるということなんですよね。
百瀬:
自分はもとプロサッカー選手ですが、トップチームで定着してプレーするまでに至りませんでした。しかし、メキシコのトルーカというクラブチームで17才の時にプロになって以降、とにかく大切にしていただいた。そして、そのクラブが100周年を迎えた時に、わざわざ自分にも招待状がきたのです。ファミリーとして、クラブ初の日本人選手として、しっかり記憶していただいていたことに感動しました。トルーカは、地域で複合的なビジネスも行っていて、ホテルなども保有している企業でもあります。地域に根差し、愛され、だからこそ熱狂的なサポーターがいる。そうしたすべてを見てきましたから。つながりというのは常に深く、広く考えるべきだと思ってます。
小川:
エンジニアたちにとっては、多様なクライアントから生じる多数のオーダーは、挑戦しがいのあるものだと思います。特に現在のIT事業は、サービス開発が主な案件となっており、ゆえに時代のニーズに即応していくことを求められます。ともすれば社内環境もギスギスしたものになりがちです。しかし、我々としてはメンター制度をはじめ、適切な育成システムを整備することに注力してきました。この辺りも、コネクトの自由度があって初めて「人」を重視することができていると感じます。

自らのことを考え尽くす。

山田:
コネクトはいろんな事業をやっているので「なんの企業なんだ?」と言われることが多いのですが、それこそが魅力だと考えています。ITはIT、整体は整体と、個別クライアントのニーズにはしっかり応えられており、品質を高める努力も機能しています。こうした状態の方が経営的にも可能性を感じるんですよ。多様性に富んだ事業を考えることで、発想も、コミュニケーションも豊かになるので。
百瀬:
我々は、普段生活している時のほうが多様性に富んでますよね。むしろ、ビジネスシーンの方が専門的で多様性は少なくなりがちです。でも、求められるアイデアなどには多様性が必要不可欠なケースが多い。コネクトのように、一見脈絡のない事業を行っていると、中にいる人間たちは自社のことについて考えますよ。これが重要なことだと思ってるわけです。
山田:
百瀬さんのそういう部分は、本当に驚くべきことだと思うんですよ。驚いたと言えば、メキシコに一緒に行った時などは、空港、ホテルなど、至る所でモモセ!モモセ!と声をかけられたり、サインをねだられるのを見たときですね。おいおい、この人何者なんだと。経営スタイルも基本同じ。
百瀬:
サッカー引退後は、いろんな仕事をしていましたし、特に、食品の大手商社でビジネスマンをやっていたのは経験として大きかったですね。いろんな現場やビジネスも見てきてるのが大きいのかな。
小川:
コネクトが直感的に実行している発想を理解するのは結構難しいんですよ。ただ、後になって「ああ、こういうところにつながっているのか」ということがわかることが多い。そういう先取りの行動ができているのが我々の魅力だと思っています。
百瀬:
これから我々と一緒に働く人たちも、今いる人たちも、特別な何かと”コネクト”できる企業でい続けるべきだと思っています。もちろん、簡単ではないですが、すべての人がそうできるよう全力で支援します。
小川:
ぜひ、みなさんにも、コネクトの仲間に加わっていただきたいと思っています。
山田:
人財には貪欲です。みなさまにお会いできるのを楽しみにしております。
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